2021年12月5日(日)宮城県仙台市にあるギャラリーチフリグリにて、ブックハンターセンダイvol.3を開催しました。
インディーズブックバザールは、リトルプレス、同人誌、zineなど、個人や団体が自由につくった59タイトルの自主制作本を展示販売する企画です。
会場へ来られない事情の方に向け、お買い物代行をウェブで受付ました。
ブクハン図書室は、ウェブで募集した皆様のおすすめの本を書誌カードとして、Instagram・Twitterで配信し、
当日、ギャラリーにて展示しました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、対面イベントを中止し、ウェブでのイベント『ブクハンプチ』を開催しました。
2019年9月8日、1TO2BILDGで開催したブックハンターセンダイ。
たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。
本を好きな仙台の街の方々の熱の高さに驚く一日でした。
とても賑わいのあった日でしたが、お詫びしなければならないことがあります。
出店者の方に非常に悲しい思いをさせてしまいました。
ご来場の方がSNSに投稿した写真に、出店者の方の顔が写っているという御指摘をいただきました。
会場内に「撮影した写真のSNS投稿に関する注意喚起」などを表示すべきでした。
出店者の方にも、ご来場いただいた方にも、プライバシーを脅かす事態であったと思います。
運営の不手際のために、ご迷惑をおかけし、不快な思いを与えてしまい、大変申し訳ありませんでした。
今後開催する場合は、会場内に写真撮影やインターネットへの投稿についての注意喚起を促す表記を行う等、対応を行いたいと考えています。
*
インディーズブックバザールへお越しの来場者の方からは
「みんな、本を全部自分で考えて書いてつくっているってすごい」
「子供の頃に絵本を描いてたのを思い出した」
「自分も小説を書いていて、こういうイベントが仙台にあればいいのにと思っていた」
「歴史好きの子におみやげにしたい」
という声が聞こえました。
出店者のみなさんの作品が、来場者の方の心に触れたのだと思います。
出張販売いただいたボタンさんの本棚は好評で、GALLERY ECHIGOの華やかなアート作家スペースには作家さんを目当てに訪れる方もいたようです。
一箱古本市は来場者との間だけでなく、出店者同士の交流も盛りあがっていました。
こじんまりとした会場で、ひとつのブースが窮屈になってしまい、ご不便をおかけしましたが、「密接したレイアウトが距離を縮めた」という声も聞かれました。
開場内を巡って「なに(だれ)が」「どこで」「なにをした」というカードを書いて集めて、偶然生まれる物語を楽しむ企画では、大人から小さいお子さんまで、ヘンテコだったり、意外に筋の通った一文になったりするのを楽しんでいらっしゃいました。
コトバとコラボの展示風景を見に来られた方がいれば、一箱古本市を心待ちにしていた方、インディーズブックバザールを目指して開場待機していた方もいました。
定禅寺ストリートジャズフェスティバルと合わせて楽しみ、さらに仙台市内の古書店やブックカフェ巡りをされた方もいたようで、色々な可能性が見え隠れしているように感じます。
*
「本を好きなひとが集まり、クリエイター同士が影響を受け合い、交流する開放的な場」を仙台につくりたい思いで始めたイベントでした。
運営の力不足が多々ありました。
正直なところ、イベントの企画・運営の中での複数の視点の必要を感じています。
ボランティアとして関わってくれた方や、ご来場いただいた方から、次回開催時に協力をいただけるという声をいただいていますが、もし今回のこの雛形のようなイベントに訪れ、興味を持った方がいらっしゃれば、どうぞご連絡をください。
そして、イベントに参加された方の中には、きっと全体を通して改善に向けた具体的なご意見や視点をお持ちの方もいるのではないかと思います。
ご意見をいただければ幸いです。
これからまた、本を好きなひとたちが楽しく過ごす一日を目指して、準備をしてゆきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
(おはなしの喫茶室 かくらこう)
□ブックハンターセンダイ vol.1 開催場所
3F:一箱古本市 コトバとコラボ展示 特別出張・本屋「ボタン」
4F:インディーズブックバザール
□日時
2019年9月8日(日) 11:00ー16:00
□インディーズブックバザール:18ブース
インディーズブックとは、アマチュア・プロを問わず、作家が出版業界からは独立した存在として自由につくって発表する本のことです。
今回のインディーズブックバザールでは、作家が〈言葉〉を主軸とし、自分の意志を映して製作したオリジナルの本を販売しました。
□一箱古本市:15ブース(一般枠14・目玉出店GALLERY ECHIGO)+特別出張書店「ボタン」
一箱古本市は、段ボール一箱分の本を持ち寄って、みんなが店主になれる古本市です。
特徴は「一箱分の本」というところ。
一日限りのちいさな本屋さんとなって、お客さんや出店者同士の盛んなコミュニケーションが生まれていました。
*2005年から東京の谷中・根津・千駄木で行われている「不忍ブックストリートの一箱古本市」を参考にしました( http://sbs.yanesen.org/ )
□コトバとコラボ
東北在住作家から提供いただいた写真や絵の作品に対して、本サイト・Twitter上で〈140字の言葉〉を募集しました。
_______________________________________
□コトバとコラボの道のり
・〈140字のコトバ〉の募集:2019年5月17ー19日〈twitter並びに第3回奇数アトリエ〈チフリグリブース〉
・投票:2019年6月7日〜複数のご応募をいただきましたため、twitter投票をもって採用作品を決定しました
・コラボ作品ネットプリント配信 2019年8月4ー11日
・コラボ作品の展示及びコラボポストカード全5種の販売 2019年9月8日
参加作家(五十音順・敬称略)
◇アート作品
いのうえ佳代子(板画)
熊谷毅(写真)
ごとうえり(絵)
すずき恵(絵)
たかのしょうじ(写真)
◇言葉作品
かよコフ
久能允
玄川透
雫
幻ノ月音
_______________________________________
※コトバ採用となった方へポストカード全5種をプレゼントいたしました。
※ポストカード販売で利益が生じた場合、その一部を緑の基金へ寄付する予定でしたが、利益は生じませんでした。
収入 | 金額 | 支出 | 金額 |
出店料 | ¥60000円 | 会場費 | ¥47200円 |
ワークショップ料 | ¥10000円 | 印刷料 | ¥15340円 |
グッズ販売 | ¥30050円 | グッズ制作料 | ¥31486円 |
ボランティア食事代 | ¥9234円 | ||
謝金 | ¥10500円 | ||
雑費 | ¥4930円 | ||
合計 | ¥100050円 | 合計 | ¥118690円 |
収支差額 |
¥-18640円 |
今回の収支について:出店者のみなさんから預かる出店料では、出店者に直接かかわる会場費と広告費(チラシ印刷料)をまかなう前提としました。初回イベントであり、ボランティアが集まるのか、来場者がどれくらいになるのか、わからない状態のためでした。雑費や今後のイベント運営のための資金を、グッズ販売で少額でもストックしたいと考えましたが、プラスには届きませんでした。次回以降、イベント運営資金を確保する方法について検討してゆきたいところです。
2019年6月2日(日)にギャラリーチフリグリ で「手製本をつくる体験会」ワークショップを行いました。
その様子をご紹介します。
物語や詩など自作の文章を本にすること・本をつくることに興味のある方を対象にしたワークショップ。
定員4名、自分の作品を本にすること・手製本に興味のある方、本のイベントに関心をお持ちの方など、仙台近郊の本好きの方々にお越しいただけました。
お昼から夕方までの長時間のワークショップでした。本文から表紙まで、ひととおり一冊の本を仕上げるのは、大変だったかと思いますが、参加のみなさんがそれぞれに工程を確認しあったり、おしゃべりをしたりと、初めて会ったひとびととは思えない和やかさがありました。
それぞれに、手製本つくりを楽しんでいただけたようで何よりです。
この場が〈本に興味のある仲間〉とつながるきっかけとなり、これからも広がってゆけたなら……と思います。
宮城県在住のアート作家5名の絵や写真の作品にコラボする〈140字のコトバ〉を一般募集した、アートと言葉の実験企画。
合計10名の作家の作品を1枚の紙にまとめて、2019年8月4ー11日にセブンイレブンでネットプリント配信しました。
プリントアウトして、切って折って留めて、ちいさな本づくり体験。
夏の工作をお楽しみいただきました。
あなたもジンドゥーで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から