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2023年Vol.5 アフターレポート


[開催概要]

日時:2023年12月2ー3日 11:00-16:00

場所:ギャラリーチフリグリ 宮城県仙台市宮城野区五輪1-11-12

開催内容:

インディーズブックバザール(自主制作本販売・出展作家日替わり制)

ブクハン図書室(みんなのおすすめ本情報でつくる書誌情報カード展)

ことばとアートのコラボ企画(宮城のアート作家necoen.さんの絵×7名の文芸作家アンソロジー)


Vol.5も無事にイベントを終了することができました。

まず、ご来場いただいたみなさま、通販をご利用いただいたみなさま、ご参加いただいた作家のみなさま、気にかけてくださったみなさまに御礼申し上げます。

 

ギャラリーチフリグリで開催以来、毎年遊びにきてくださる方がおられたり、ブックイベントを探していてSNSで見つけてくださった方がいたり、毎年気にはなっていたがやっと来られたという方がいたり、継続して開催できてよかったと思います。

 

 

2日間を通し、会場全体の雰囲気は和やかで、出展者のみなさまのお力だなあと感じています。

(BGMのCD入れ替えのご協力もありがとうございました!)

本そのものも、ディスプレイの方法も、それぞれの個性が愉しめる、すばらしい空間をありがとうございました。

2日間開催で、土曜日よりも日曜日のほうに遊びに来てくださる方が多かった様子があり、土曜日参加の方には、告知の面などで不足があったかなと申し訳なく思っています。次回以降の企画の課題とさせていただきます。

 

 

ご来場いただいた方にお話を伺うと、「初めてこういうイベントに来て、作家さんの目の前で読むということが緊張したけれど、作家さんも緊張しているんだろうと思った」「去年まで(委託で)本だけが並んでいたのに、その作った本人が目の前にいるっていうのはすごい」「それぞれ工夫や世界観がある」などという声が聞かれました。

 

開催場所がギャラリーチフリグリさんということで、普段本づくりや本には関わりの薄い方も、好奇心を持って遊びに来てくれるというのが、ブックハンターセンダイの特徴かもしれません。

出展者さん同士で、挿絵を依頼するなどの交流が生まれていたことも、なにかしら創作の化学反応がおきる場になったらいいなあという当初の夢がありましたので、感慨深かったです。

 

異分野交流ということでは、2019年のVol.1から宮城のアート作家さんとのコラボレーション企画をやってきました。今回は、動植物の絵を描かれているnecoen.さんにご協力いただいて、7名の文芸作家とのアンソロジー本を制作しました。

お題となる絵に対して『もり』『ハント』をからめた作品を執筆いただき、不思議な森が集まるアンソロジーができあがりました。ひとつひとつの作品が個性的で、読み応えのある内容となりました。

結局33部制作し、完売となりました。ありがとうございます。綱渡りの運営費用、大変助かりました。

参加作家さんたちの作品の委託販売や、necoen.さんの出店テーブルも、ご好評いただきました。

 

いろいろな方にお集まりいただき、本を介した愉しい場が束の間生まれ、終幕しました。

世の中の状況や、運営メンバーの暮らしや仕事の事情などにもよりますが、できるだけイベントを継続してゆきたいなと考えています。

イベント開催するとすれば、2024年は11月が濃厚です。

また春を過ぎたあたりに、表立って動き始める予定です。

なにとぞ、今後とも、ブックハンターセンダイをよろしくお願いいたします。

 

(貧弱スマホでの写真整理が追いついておりません。後々、画像を追加するかもしれません)